川崎殺傷事件
テレビがないけれどネットで目にしました。周りの人に対して
「勝手に死ねなんて言わないでほしい」
そう言っているということで有名になった方がいましたね
犯人が精神障害があるかもしれないという背景があり
社会に適応できない暴力性のある精神障害のある人が
優しくされなかったり
刺激をされると事件性が高まるかもしれない
ということでそんな発言をしたらしいのですよね。
論議されている通り
優しくしたり福利厚生で手厚く看護しても
そんな人物は出てきますね。
そしてある日 ばん!!と大事件を起こすんです
弱い人を巻き添えに
歪んだ自分の力を誇示するために。
犯人は
社会が悪い 誰々が悪い 教育環境 等々言いますが
どんなに相手のことを思い行動したって看護したって
おかしな人には通じません。
だから周りが逃げるんです。
一人になるんです。
実は私の弟も
暴力性のある精神障害を持っています。
精神障害の診断が下りても母が認めなかったので
母はいつも
医師の診断もあてにならない!彼は普通だ!と言っていました。
宅間守が無差別に小学生を襲った事件を目にした時は
震えが止まりませんでした
「弟もやりそう どうしよう なんとかしないと」
それが私がとっさに考えたことでした
弟の場合
やはり宅間守に感化されておりました。
怒らせたり強く意見を言ったりストレスがかかるようなことがあると
異常な恨みを人に持ちます。
耐えられなくなると
手首を切ったり
衝動的にお風呂場の窓を素手で割り腕がとれかかったり
車の後部にぴったりと車体をくっつけた運転をしたり
半身付随になって動けなくなってからは
階段から車椅子でわざと落ち自殺未遂
わざと餅を飲み込み喉に詰まらせ顔が土色になり
ふと彼から何かが抜けた瞬間も目にしました。
(救急看護師の妹の処置で命を取り止めましたが)
出産前に里帰りしている時も
「気づけば お姉さんを殺していることが
あるかもしれない。」
と書いた弟の恐ろしいポエムを家の中に書き散らばしてありましたので
私は枕の下にカッターを置いて寝ていました。
弟のことは嫌いではないし
かわいいけれど
何か嫌な言動があればすぐに離れます。
半身不随なので人の手を借りないとなりませんが
常に冷静に対応します。
刺激をしないし
当たり障りなく生活することが
唯一できることです。
彼の考えをどうこうしようなんて
とんでもありません。
母親が
「あんたー!カウンセラーなんだから
弟のことどうにかしてよ!弟も治せないようなら
一流のカウンセラーとは言えない!」
と呆れられます。
彼は生きずらさはとても感じていて
人に異様に気を使い
ストレスには弱いですが
治す気なんて少しもありませんから
絶対治りませんし
家族もどうしてあげることもできません。
薬で安定を促し
もし家族や周りが何かできるとしたら
暴力性が増した瞬間に
手の届かない場所に離れるしかないのです。
今は半身不随ですから追いかけてきて危害を
加えることはありません。
しかし川崎殺傷事件の犯人のように
動ける人の弱い者への暴力には
怒りと悲しさしか残りません。
出来るだけ
そんな相手とは離れることです。
たまたま出くわしてしまった被害者の方の
心と体の回復と
亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
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