サイレントモラで軟禁生活17年。今思うこと

あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします。

※この記事は2021年3月13日に加筆修正しました。

昨夜は紅白歌合戦を少しみました
氷川きよしさん。

どんどん弾けてきましたね。生き生きしてて楽しそうで
こちらまで嬉しくなっていました

そんな氷川さんをにやけながら観ていたのですが

氷川さんのしたヘッドバンキングに氷つき悲しさに襲われました。
なぜかというと夫にされた暴力の状況とぴったりと重なり合ったからです。

心が嫌な気分になり 吐き気をもよおしました。

今年の最後をモラハラに持ってかれました

サイレントモラとの生活

車の中の出来事をさらっとお伝えしますね。

帰省で帰ってくる車の中での地獄の時間。
高速道路上に何度転げ落ちようと思ったか。

暖房の向きを変えたからと罵られ

車の運転中に話しかけたからとキレられ

車の運転中に隣で寝ていると殺したそうな顔で睨まれ

隣で歌を口ずさんだから頭痛になったと怒られ

車の運転を交代するという言葉は無視され

絶えず運転をしながらため息を吐かれ

実家につけば自分の文句を言っていている。。。。

これが何年も何回も続いてみてください。体調を崩しますよね

実家について車を降りる頃には
熱が出て動けなくなっていることが何度もありました。
原因不明の熱です。

ですが実家や夫の実家で寝込むわけにはいかない。。。
無理に無理を重ねました

こんなモラハラ被害者が多いことでしょう

車を通しての
ほんの一部の出来事です。

サイレントモラの言葉使い

ええサイレントモラって

「お前バカなんじゃないの!!」

とか

「しね!」

とか皆様が想像されるような
乱暴な言葉なんて
発しません。

丁寧で、紳士的で、人格者のような
言葉使いです。

現に元夫は
私のことは「君」

自分のことは「私」と言っていましたし、

子供達のことも

「〇〇さん」

「〇〇君」

と言っていました。
そしてゆっくりと
穏やかに
諭すように喋ります。

威厳を持って
力強く
素晴らしい人の体を装います

そして周りにいる人たちは皆口々に

あらあ!優しそうな素敵な旦那さんじゃない!

って言います。
「えへへ・・・ありがとう」とかえしながら
違和感と吐き気に何度か襲われました。

最後の数年なんて
めまいと息苦しさで
立っていられない状態になっていきます。

相手がサイレントなら
私の体調もサイレントです

更年期の検査をしても
形成外科に行っても
貧血の検査をしても
内科に行っても
(夫に内緒で行き、
保険の明細を見られないように
大変苦労しました。

そのうちの1つがバレて大激怒されましたが

大激怒と言ってもサイレントモラなので
3年くらいの完璧無視が続きました)

体調不良の原因がなんなのか
わかりませんでした。

というか

「息苦しさや動悸」

がある状態っていうものが
どんなものかはっきりと知らなかったのでw
当時はどんな風に体調が悪いのか
自分自身でも把握できていません。

病院の受付で渡される問診の用紙に
「動悸、めまい、立ちくらみ、抑うつ」
という言葉が書いてあったので

「問診票で私自身も自分の状態を知った」

というのが正しいでしょう。

先日 車の中で耳を疑う声を聞きました

父親の運転の隣で母が
「眠い!!ああ〜眠くなっちゃったあ〜。」
とつぶやくと父は
「眠いなら寝ててください。ゆっくりして下さいね♪」
と言ったところ

母が「誰があんたなんかに遠慮なんかするもんか
!何ばかなこと言ってんの」と
フロントガラス付近に足を投げ出し
もう半分眠りの中

こんなこと言われても父はなんとも思わない
母も何も悪気はない

口は悪いが父が大好きな母
立場が同等の仲のとてつも良い夫婦です。

こんな普遍的に思えた平和な家庭で育ったから
まさか自分のことを
サンドバックにする人がすぐそこにいるなんて
思ってもみなかったよ。

それが

サイレントモラ

で、まさかDVだとは
モラハラだとも思いませんでした。

 

せっかくなら一般の幸せな家庭の人の経験のない

モラハラを踏み台にして
高い方が進んでいきましょうね

モラハラ被害者体質は能力も努力も備わっていますよね。
これは 強みですよね。

行動する力を奪い去っていたモラハラが消えると

力倍増

勇敢な戦士のようになっていくんではないでしょうか

犯罪を犯す以外 心にブレーキは入りません。

今年からやってみましょう

私も1つ企画していることがあるんです
やってみます。

サイレントモラという

静かで大きな声を発しない
真綿で首をゆっくり締められるような
苦しさ。。。

恐怖の日々

何かがおかしな家庭生活

子供に蔑まれ

夫に罵られ

膀胱炎を随時更新しながら
行う夜の生活

心底自分を嫌う自分。

不幸そうに泣き真似をする夫

身に起きていることがなんだからわからず
19年間も結婚生活が続いたけれど

暴力を受けたから
やっと
「家を飛び出す勇気」が持てました。

暴力を受けることって
本来は辛いはずなのに

私はこれで夫のモラハラが決定的になった
と少し安心したのを覚えています

暴力を受けて安心している私は
おかしいのでしょうか?

いいえ

サイレントモラという最も気づきにくいモラハラ

だということを
確信する要因になったこと

「これで家をでるぞ!」という後押しになったことが

安心につながったのです。

だってこの先、

訳のわからないモラハラと暮らす苦痛

先の見えない恐怖を天秤にかけたら

どちらも怖いけれど
先の見えない恐怖にかけた方が
何倍も素晴らしい人生になるという
確信はあったから。

 

うまく説明できませんでしたが
これが私の体験した
サイレントモラでの出来事です。

この世の中には
私の知らない世界があるのだと
ボーッとした意識の中で
体験した幻のような出来事だったな
と振り返ることがあります。

モラハラ自体の説明でさえ難しいのに
サイレントモラの説明は
さらに難しいのですね。

ここからは2021年3月13日に加筆した部分ですーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

上の記事を書いてから1年1か月が経ちました。

「サイレントモラ」について話せと言われたらいまだに
「よくわからない」と言ってしまうか
このブログを初めからずっと読んでと伝えるか。

でもね、このブログを読んだ人の中でも
「よくわからない」「あなた感じ悪い」と思う方もいるようです。

以前ね、リアルな知り合いただ一人にこのブログを読んでもらったところ
途端に連絡は途絶えて、離れていった方もいます。

反面、同じ経験をしてきた方や、思いやりがある方、
このブログで知り合った方々は
共感した!とメッセージをくれたり、
本当に優しい言葉をかけてくださったり、
親身になってアドバイスをくれたりで
あまりの違いに戸惑ったことがあります。

なぜ同じものを見たのに
人を見る目が違うのでしょうか?

人は誰しも、自分の経験をしたことじゃないと
わかり難いこともあるし
目の前の人を思いやる気持ちがあれば
拒絶はしないと思うのです。

だからきっと、この記事をここまで読んでくださったあなたは
とても優しい方か
同じ経験をされてきた方なのだと思います。

サイレントモラの説明はつかない
普通の人が知らないひどい世界があって
私たちはそれを経験している。

それでいいではないでしょうか。

人にどう思われようとも
どんな扱いを受けてこようとも
今は関係ない。
人からいくら「ダメ」だと思われようと
確かに過去はダメだったかもしれないけれど

今ここから、諦めないでやり直すからね。

偽りのない、温かい本当の人間関係を築きながら
成長していきたいですよ。
理想と現実は違うけれど
あなたの考える温かい望む未来をあきらめないでくださいね。

私も頑張ります。

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